イニシャルの刺しゅう図案の作り方

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ハンカチや巾着、タオルなどに入れるイニシャルの図案の作り方です。文字の組み方、枠や記号の合わせ方、小さく入れるときの注意点を紹介します。

イニシャルの基本の形

イニシャルは、名前のローマ字の頭文字を1〜3文字で表したものです。たとえば「佐藤 花」さんなら「H.S.」や「HS」と書きます。日本では「名前→名字」の順に書くことが多いですが、どちらの順でも間違いではありません。持ち物の目印なら、家族で見分けやすい書き方を選ぶのがいちばんです。

図案メーカーでは、アルファベットを入力するだけでイニシャルの図案ができます。「H.S」のように点を入れると、点も1〜2目の小さな四角になります。点を入れるかどうかで、印象が少し変わります。

  • 1文字:「H」だけでもワンポイントになります。小さな巾着やコースターに。
  • 2文字:「HS」はいちばん定番の形です。字間を1〜2目あけると読みやすくなります。
  • 3文字:ミドルネームがある場合や、家族の頭文字を並べたいときに。

例:「H.S」を作る 「HS」を枠つきで作る

枠をつけると印象が変わる

イニシャルは文字数が少ないぶん、まわりに飾りがあると作品らしく見えます。ツールの「線の枠」を選ぶと、文字から2目あけたところに、1目の太さの四角い枠を描きます。ワッペンやタグのような、きちんとした印象になります。

枠の分だけ図案は大きくなります。枠なしの図案より、縦横それぞれ6目増えます。14ctの布なら約1.1cm大きくなる計算です。入れる場所が小さいときは、枠をつける前に仕上がりサイズを確かめてください。

記号と組み合わせる

イニシャルの横にハートや星を入れると、かわいらしい雰囲気になります。「H♡S」のように2人の頭文字のあいだにハートを入れるのは、ペアの小物や贈りものにも人気の組み合わせです。記号は数字・記号の刺しゅう図案一覧で形を確認できます。

例:「H♥S」を作る

小さく入れるときの注意

ハンカチの角などに小さくイニシャルを入れたいときは、「小(8目)」の大きさと18ctの布を組み合わせると、1文字あたり約0.6〜1.1cmの小ささになります。ただし、8目では「B」と「8」、「O」と「D」などの形が似てくるため、刺す前に図案をよく見てください。

また、ハンカチのような薄い布に直接クロスステッチをするときは、「抜きキャンバス」という、あとで糸を抜いて取り除ける目安の布を重ねて刺す方法がよく使われます。抜きキャンバスにもカウントがあるので、図案メーカーで選ぶ布のカウントは、抜きキャンバスのカウントに合わせてください。

大文字と小文字、どちらにする?

イニシャルは大文字で書くのが一般的です。大文字は高さがそろっているので、並べたときにすっきり見えます。小文字のイニシャルは、カジュアルでやさしい印象になります。どちらにするか迷ったら、ツールで両方作って、刺したイメージで見比べてみてください。アルファベット全体の図案はアルファベットの刺しゅう図案一覧にあります。